32年間続いたダウンタウンの冠番組『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)が6月26日に最終回を迎えたことで、松本人志(61)と浜田雅功(62)による新たなインターネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」への期待がさらに高まっています。吉本興業は今夏にもこのサブスクリプション(定額制)サービスを始動させると4月25日の読売新聞が報じており、ダウンタウンによるコンテンツ発信や利用者も参加可能なライブ配信などが計画されているとされています。
このサービスは吉本興業が主導しており、2024年12月には動画などのコンテンツ制作資金を調達するファンドを設立しました。国内外の複数企業が出資し、数十億円規模の資金を集め、海外への販売などビジネス展開も視野に入れているとされています。
始動時期については一部メディアで7月1日とも報じられましたが、6月24日配信の『女性セブンプラス』は今秋になると報じています。「ダウンタウンチャンネル(仮)」は、3つのカテゴリに分けて配信される見込みです。コンビで手掛ける「ダウンタウン枠」、そして松本さん、浜田さんそれぞれ単独で出演する「松本人志枠」と「浜田雅功枠」になるといいます。
「ダウンタウンチャンネル(仮)」始動後、ダウンタウンのファンはネット配信ばかりを見てテレビ離れが進むのではないかとの見方もありましたが、民放キー局関係者によると、ダウンタウンの二人はテレビを「見限る」ということはなく、テレビと共存していく方針だと言われています。松本さんの地上波出演は依然として厳しい状況が続いていますが、浜田さんはソロで複数のレギュラー番組を抱えていますからね。
現在、浜田さんはコンビのレギュラー番組である『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に加え、『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』(TBS系)、『プレバト!!』(MBS・TBS系)、『ごぶごぶ』(MBS)、『浜ちゃんが!』(読売テレビ)、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)などに出演中です。
関係者は、「チャンネル始動によって浜田さんが現在のレギュラー番組を降板することはない。始動後もレギュラーは継続される。浜田さんも、そして松本さんもテレビとの決別は考えていない」と語っています。
ダウンタウンとして活動する松本人志氏と浜田雅功氏
このように、「ダウンタウンチャンネル(仮)」は新たな活動の場となりますが、彼らが長年活躍してきたテレビメディアとの関係を断つものではなく、むしろ共存しながら活動の幅を広げていく考えであることが示唆されています。今後の「ダウンタウンチャンネル(仮)」の具体的な内容や始動時期、そしてテレビとの連携がどのように展開していくのか、注目が集まります。