長崎沖の衝突事故、イカ釣りの操船者を逮捕





漁船と衝突し転覆した遊漁船「しんえい丸」=29日午後、長崎県壱岐市沖(壱岐海上保安署提供)

 長崎県壱岐市沖でイカ釣り漁船「孝久丸」と衝突した遊漁船「しんえい丸」の2人が死亡した事故で、壱岐海上保安署は1日、見張りが不十分だったとして業務上過失致死傷などの疑いで、イカ釣り漁船を操船していた田中孝之容疑者(56)=壱岐市=を逮捕した。

 同海保は、2人の死因は溺死と明らかにした。2人は福岡市東区三苫の高橋信昭さん(67)と同市南区檜原の藤原孝昭さん(69)で、いずれも釣り客だった。

 運輸安全委員会は同日、船舶事故調査官を派遣。壱岐海上保安署に聞き取りをするほか、船体を調べるなどして衝突原因を究明する。



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