参院予算委 首相「最悪の事態想定し備え」 緊急事態宣言含む立法措置に意欲

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参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=2日午前、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=2日午前、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 参院予算委員会は2日、安倍晋三首相と全閣僚が出席し、令和2年度予算案の基本的質疑を実施した。首相は肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大に関し、「常に最悪の事態を想定し、あらかじめ備えることが重要だ」と述べ、緊急事態宣言も含めた法整備の必要性を強調した。

 首相は「緊急事態宣言の実施も含め、新型インフルエンザ等対策特別措置法と同等の措置を講ずることが可能となるよう、立法措置を早急に進める」と表明して、与野党に協力を呼びかけた。新型インフル特措法は、外出の自粛要請や施設の使用制限など一定の強制力を持っている。

 首相は、小中高校への休校要請を行う際、専門家からあらためて意見を聴取しなかったことに対して「判断に時間をかけている暇がない中、政治的に判断しなければならないと決意した」と説明した。

 また、加藤勝信厚生労働相は感染の有無を調べるウイルス検査について、2月26~28日の間、1日平均約1200件実施したことを明らかにした。従来は1日平均900件程度だった。

 加藤氏は検査を公的医療保険の適用対象とすることで「民間の検査機能を高めようというインセンティブになる」と説明した。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長の質問に答えた。野党は政府のこれまでの対応に対し、場当たり的で一貫性がないと批判している。

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