医師や入院患者らが新型コロナウイルスに感染した和歌山県湯浅町の済生会有田病院は３日、外来診療などの通常業務を４日から再開すると明らかにした。２月１３日に５０代男性外科医の感染が確認され、翌１４日から外来診療などを停止していた。
県は、職員や入院患者ら４７４人に検査を実施。２月２５日までに全員の陰性を確認した。県によると、病院受診者らで体調に異変がある人などを対象に設置された接触者外来には計約１５０人が相談に訪れた。
伊藤秀一院長は病院のホームページで、２週間以上にわたって検査で陰性が続いているとして「安全宣言いたします」とコメントした。
