【外交安保取材】首相の露「対独戦勝記念式典」参加はプラスかマイナスか

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2019年9月、会談前に握手するロシアのプーチン大統領(右)と安倍晋三首相=ロシア・ウラジオストク(共同)

2019年9月、会談前に握手するロシアのプーチン大統領(右)と安倍晋三首相=ロシア・ウラジオストク(共同)

 安倍晋三首相はロシアが5月9日の対独戦勝記念日にモスクワで開く式典に出席する方向で検討を進めている。プーチン大統領との首脳会談が昨年9月を最後に行われておらず、加速化させた北方領土交渉の機運を維持させたいとの思惑もある。ただ、国内には「ロシアが北方領土を略奪した歴史を認めることになりかねない」との反対意見も根強い。出席のメリットとデメリットが交錯する中で、首相は難しい判断を迫られている。

 「十分な時間をとって首脳会談ができるか否かという観点も含めて、記念式典への出席を検討していく」

 安倍首相は1月30日の参院予算委員会で、日本維新の会の鈴木宗男員の質問にこう答え、式典出席はプーチン氏と腰を据えた会談ができるかどうかが判断要素の一つになるとの認識を示した。

 首相が首脳会談の実現にこだわるのには、理由がある。

 首相とプーチン氏は2018年11月のシンガポールでの会談で、北方領土問題の解決を含む平和条約締結交渉の加速化で合意した。その後は翌12月、昨年1月、6月、9月と会談を重ね、11月もチリでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて会う予定だった。

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