有珠山の警戒レベル改定 地震で早めの避難準備を

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 札幌管区気象台は5日、平成12年に大規模噴火があった北海道洞爺湖町などにまたがる有珠山の警戒レベルを改定したと発表した。早めの避難を可能にするため、火山活動が活発になっていく過程で体に感じる地震が発生した場合は、5段階のレベル3(入山規制)を飛ばし、レベル4(避難準備)に引き上げる運用にする。9日から。

 有珠山周辺の4市町や北海道などが協議して決めた。これまでは「体に感じる地震発生」はレベル3としていた。気象台は改定の理由を「有珠山は地震が起きてから噴火までの時間が比較的短く、早期の避難行動に結びつけるため」とした。地震の頻度などを基にするレベル判定基準は、江戸時代以降9回あった噴火のデータなどから気象台が作成した。

 有珠山の噴火警戒レベルは5段階で、レベル1は「活火山であることに留意」、2は「火口周辺規制」、3は「入山規制」、4は「避難準備」、5は「避難」としている。

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