一般質問を中止、茨城県の3市議会


 新型コロナウイルスの感染拡大が茨城県の市町村議会にも影響している。多くの議会がマスク着用や議場の出入口にある消毒液の活用などを呼びかける中、守谷、常総、つくばみらいの各市議会など一般質問を取りやめる議会も出ている。

 守谷市議会事務局は「議案に対する質疑や委員会を実施しないと、新年度予算も執行できない。必要最低限のことは行うが、一般質問は新型コロナ対策でやむなく中止する」と話す。

 常総市議会事務局も、質問が入ると関係部局が答弁作成に時間がかかるため、市職員負担の軽減の意味からも取りやめるという。

 守谷市議の一人は「一般質問には自分の後援会関係者などを引き連れてくる議員も多いから」と述べ、取りやめに理解を示す。

 このほか、利根町議会などでは、町民などの傍聴を取りやめ、テレビモニターでの中継だけにしている。



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