米でも感染急拡大、一部で買いだめも 「水際」から国内対策へ

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 3月2日、ホワイトハウスで新型コロナウイルス対策を協議するトランプ米大統領(UPI=共同)

 3月2日、ホワイトハウスで新型コロナウイルス対策を協議するトランプ米大統領(UPI=共同)

 【ワシントン=住井亨介】米国での新型コロナウイルスの感染が急拡大している。米CNNテレビ(電子版)によると、8日には全米の感染者数は550人、死者は21人に達し、西部オレゴン州が新たに非常事態宣言を出した。当初は「(感染は)制御できている」(トランプ大統領)との見方だったが、国民に広がる危機感とともに対策は「水際」から国内向けに転換。多数のイベントが中止に追い込まれ、一部で買いだめの事態も起き始めている。

■検査キット配布で事例急増

 米国内では新型コロナウイルスは中国を中心とする東アジアの問題との受け止めが一般的だったが、西部カリフォルニア州で感染経路が不明な「市中感染」の事例が見つかり、同ワシントン州の介護施設で集団感染が発覚したことで、米国でも本格的に感染が広がってきたとの認識が浸透した。

 国務省は中国本土、イランとともに、韓国・大邱(テグ)、イタリアのロンバルディア州、ベネト州への渡航警戒レベルを4段階中最高の「渡航中止」(レベル4)とし、中国本土とイランについては、14日以内に滞在した外国人の米国への入国を禁じている。

 ただ、市中感染の事例が相次いで報告されるようになり、こうした水際対策だけでは限界に達しつつあるのが現状だ。

 事例が急増しているのは、これまで州・地方レベルに検査キットが十分行き渡っていなかったが、トランプ政権がキット配布を急いで検査態勢が整いつつあるためとみられる。

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