「わ・す・れ・な・い」“命を守るために必要な情報”を検証





「わ・す・れ・な・い」より(岩手県釜石市)(C)フジテレビ 

 東日本大震災から9年。災害報道はメディアの連携によってもっとできることがあるのではないか。震災から10年となる2021年に向け、フジテレビはNHK、ヤフーと共同で「『その時』メディアに何ができるのか」というテーマに取り組んでいるが、11日午後3時50分から“命を守るために必要な情報”を検証する「わ・す・れ・な・い 死者をゼロにする情報とは」を放送する。

 これまで20本放送してきた「わ・す・れ・な・い」シリーズの最新作。今回取り上げるのは、津波で多くの命が失われた岩手県釜石市と宮城県山元町。停電が起こり電話も通じづらいという状況の中、どのように災害情報が伝わり、人々の避難行動に結びついたのか。当時のNHKやフジの報道映像から検証する。

 番組ではわずか15メートルの距離で逃げ遅れてしまった女性の行動を遺族の証言から追跡。情報が遮断されている中で人々の生死を分けたものは何だったのか。どのような情報が伝わっていれば女性は助かったのかを考える。

 さらに、消防団員や地域住民から当時、メディアの情報が被災地にどう伝わっていたのか、命を守るために必要な情報とその伝え方を改めて検証する。

(産経デジタル)



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