東海道新幹線の利用半減 新型コロナで在来線特急も





東海道新幹線「700系」(JR東海提供)

 JR東海は10日、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、3月1~9日までの東海道新幹線の利用者数が、前年同期比56%減になったと発表した。在来線の特急列車の利用者数も53%減と大幅に落ち込んだ。

 在宅勤務の増加や出張の抑制に加え、観光で利用する人が減ったことが原因とみている。JR東海によると、2月に入り利用者数が減少し始め、3月に入って急減した。

 金子慎社長は10日の記者会見で、「そこまで(前年を)下回ると思っていなかった。どこまで続くのか心配だ」との懸念を示した。



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