乳児虐待の千葉県職員、6事件の起訴内容認める


 当時生後4カ月だった長男に虐待を加え、重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた千葉県職員の石谷健二被告(24)の裁判が11日、千葉地裁(佐藤哲郎裁判官)で開かれ、石谷被告は昨年11月24日~12月2日に長男にけがを負わせたとされる事件6件について起訴内容を認めた。

 この日の裁判では、「長男が妻の姿が見えなくなると泣きだし、あやしても泣き止まず、悲しい気持ちになった」「寝かしつけにてこずり、殴りたくなった」などとする被告の供述調書が読み上げられた。

 起訴状によると、昨年11月24日~12月2日、自宅で長男の頭や腹などを拳で殴るなどし、頭蓋骨骨折や肝損傷などの重傷を負わせたとしている。



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