米インターネット通販アマゾン・コムは10日までに、2018年から米国で展開しているレジなしコンビニ「アマゾン・ゴー」の技術を他社に提供すると発表した。小売業界でレジなし店舗の普及を目指す。
レジなし店舗は人工知能(AI)技術を活用。天井のカメラや陳列棚のセンサーで来店客が取り出した商品を把握し、店から出れば、精算される仕組み。2月にシアトルで売り場面積の広い食品スーパー「アマゾン・ゴー・グローサリー」も始めた。
アマゾン・ゴーを利用するには、アマゾンのアカウントと専用アプリが必要だが、他社のレジなし店舗は、アプリは不要で、クレジットカードを入り口で使用する。店で手続きすれば、買い物のレシートをメールで受け取れるという。(共同)