小松基地訴訟 国側に19億円賠償命令 飛行差し止めは退ける

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小松基地騒音訴訟の判決で、金沢地裁に向かう原告団=12日午後、金沢市

小松基地騒音訴訟の判決で、金沢地裁に向かう原告団=12日午後、金沢市

 航空自衛隊小松基地(石川県小松市)の周辺住民ら2166人が、米軍機と自衛隊機の一部時間帯の飛行差し止めと騒音被害の損害賠償などを国に求めた「第5、6次小松基地騒音訴訟」の判決で、金沢地裁(加島滋人裁判長)は12日、結審時までの過去分の賠償として、国側に約19億2千万円の支払いを命じた。飛行差し止めと将来分の賠償については退けた。同種訴訟の判例を踏襲する形となった。

 飛行騒音に対する住民の受忍限度や、騒音と住民の健康被害の因果関係などが争点だった。加島裁判長は判決理由で「航空機騒音により住民は睡眠など日常生活が妨害され、精神的被害を受けている」と指摘。原告の大半は騒音レベルの指標「うるささ指数(W値)」が75以上の区域に住み「騒音は社会生活上、受忍すべき限度を超えている」とした。

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