【アテネ＝古厩正樹】ギリシャ・オリンピック委員会（ＨＯＣ）は１６日、１９日にアテネで予定される東京五輪の聖火引き継ぎ式について、放送権を持つテレビ局や大会組織委員会が選定した日本の一部メディアには取材を認めると明らかにした。
新型コロナウイルスの感染が広がる中、ＨＯＣは１５日、引継ぎ式を非公開で実施すると発表。大会組織委は「非公開と読み取れる記載があるが、不明確な点もあり、現在、ＨＯＣに内容を照会中」としていた。
聖火は１２日に採火式が行われ、ギリシャ国内の聖火リレーが始まったが、１３日に中止された。聖火は１９日の引き継ぎ式を経て２０日、日本に到着する。
一方、ギリシャ・メディアによると、同国政府は１６日、新型コロナの感染拡大防止のため、すべての入国者を１４日間隔離すると発表した。
