菅義偉(すが・よしひで)官房長官は25日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い1年程度の延期が決まった東京五輪・パラリンピックの具体的な日程について「詳細は今後、調整される」と述べるにとどめた。
延期に伴う追加費用の負担についても「これからの調整になる。適切に対応する必要がある」と語った。
また菅氏は、当初4週間以内としていた延期の判断が2日で決まったことに関しては「アスリートや観客の安心安全を確保することが最も重要であり、この観点から現在の新型コロナウイルスをめぐる世界の状況が継続的に悪化していることにかんがみた」と説明した。