後半国会、焦点は補正予算審議

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 令和2年度予算が27日成立し、国会は週明けから後半戦に突入する。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策を踏まえた2年度補正予算案をめぐる与野党の攻防が焦点となりそうだ。政府・与党は景気への悪影響を最小限に食い止めるため、4~5月の大型連休前に補正予算案を成立させる方針だ。

 「長い時間かけて審議していたら何のためにやっているのか分からない」。自民党の二階俊博幹事長は2年度予算成立後、補正予算案の早期成立に向けて野党側に協力を求める考えを示した。新型コロナの影響で経済は急速に冷え込み、政府は現金給付を含む大型経済対策でテコ入れを急ぐ考えだ。

 政府の補正予算案の編成作業はこれから本格化し、国会審議が始まるのは4月後半になる見通し。大規模となる見込みの補正予算案を短時間で成立させることに野党側が反発する可能性もある。

 与党内には東京五輪・パラリンピックの延期に伴うさらなる経済対策の要求も強まり、早くも2次補正の必要性が取り沙汰されている。今国会の会期末は6月17日だが、新型コロナによる影響次第で追加の対策が必要となる可能性もある。会期後には東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)が控えるが、五輪延期で会期の延長も現実味を帯びている。「社会が大変なときに国会を閉じていいのか」(自民党幹部)と会期延長を当然視する見方も出始めた。(大橋拓史)

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