フジテレビとMS&ADインシュアランスグループホールディングスは30日、4月1日から「フューチャーランナーズ~17の未来~」(水曜後10・54)の放送を通じ、SDGs(持続可能な開発目標)の17のゴール達成に向け協力していくことを決めた。
2018年7月から世界初のSDGsをテーマにしたレギュラー番組として放送(同10~12月を除く)しており、SDGsについて知るきっかけを提供するとともに、地球規模の課題解決のために走り続ける人たちを紹介してきた。
SDGsの課題解決はどれも容易ではないが、「誰一人取り残さない」という理念のもと、放送時より英語字幕を付け、放送後には公式ホームページで再配信を行うことで、世界へ向けより多くの人に届けている。
MS&ADは「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」というミッションを掲げており、それはSDGsと方向性が一致している。SDGsの達成期限である30年まであと10年を切り、これからの時間は「行動の10年」と位置付けられている。
同局CSR推進部の木幡美子さんは「フジテレビは、社会的責任として“伝える、変える”をモットーにテレビの発信力と創造力を生かして社会課題の解決に努めている。番組を通じて新たなパートナーシップを得たことを大変うれしく思います」、MS&AD広報・IR部の金子美和子さんは「SDGsの課題解決には社会的認知を高め、より多くのステークホルダーとの協働が必要不可欠。番組を通じて少しでも多くの人々の意識が変わり、よりよい未来に向かって社会全体が進展していくようにパートナーシップを発揮していきたいです」とそれぞれ語っていた。
(産経デジタル)