ポンペオ米国務長官は3月31日の記者会見で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、帰国を希望する米国民に対し、即時帰国を求めた。「米政府がチャーター機を無制限に手配する保証はできない」と訴えた。
民間機の今後の運航は見通せないとし「国外にいて帰国したい米国民はすぐに帰国するか、そのための準備をすべきだ」と強調した。
これまでに政府による国外にいる米国民への帰国支援で、50カ国以上から約2万7千人を帰国させたと表明。国務省は新型コロナ感染によりインドネシアとコンゴ(旧ザイール)の大使館で現地雇用の職員計2人が死亡したと発表した。(共同)