3月のお金の量509兆円 前年同月比0・7%増





日本銀行の本店=東京都中央区(酒巻俊介撮影)

 日銀は2日、金融機関からの国債買い入れなどで市中に供給しているお金の総額が3月末時点で、前年同月比0・7%増の509兆8069億円だったと発表した。2月末より減少し、3カ月連続で前月を下回った。

 金融機関が日銀の当座預金に預けている残高は前年同月比0・3%増の395兆2560億円。紙幣は1・9%増の109兆6166億円、貨幣は1・7%増の4兆9343億円だった。

 お金の供給量は「マネタリーベース」と呼ばれ、金融緩和の目安の一つとされる。



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