新型コロナ、収益影響は限定的 第一生命HD社長





インタビューに答える第一生命ホールディングスの稲垣精二社長

 第一生命ホールディングス(HD)の稲垣精二社長は2日までに産経新聞のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの感染拡大に関して「現時点では保険契約として想定している死亡率などの前提を大きく変えるほどの状況ではない」と述べ、収益への影響は限定的との見方を示した。影響を受けている企業への資金繰り支援にも取り組む。

 第一生命保険が相互会社から株式会社に移行し、東京証券取引所1部に上場して1日で10年を迎えたのに合わせ、インタビューに応じた。平成27年には2500億円で米中堅生保プロテクティブを買収し、28年10月に持ち株会社化した。

 稲垣氏は「株主がいるか、いないかでは緊張感が違う。上場企業になって経営のスピードが上がった」と語った。第一生命HDの最終利益に占める海外事業の比率は足元では2割超まで高まっている。

 もう一段の成長に向け、令和2年度中にも少額短期保険会社の設立を目指す。インターネット上で短い会話をするチャット機能などを使って若い世代のニーズを把握し、少額短期保険だけでなく、グループ会社の保険やサービスに誘導して取り込む。



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