新型コロナウイルス感染防止のため、群馬県内の自治体では6日、小中学校の授業再開を延期するなどの動きが相次いだ。
高崎市は市立小中学校などの通常授業を7日に再開予定だったが、13日に延期。7日に入学式と始業式を、8~10日は手作りマスク製作や新学期のオリエンテーションなどを行う。
伊勢崎市は、7日に予定していた市立小中学校の入学式と始業式を当面延期。式を開催するまで授業は再開しない。市内学校関係者の中にPCR検査を受けている人がいるためだという。
五十嵐清隆市長は「子供たちの健康を第一に考慮し、決めた。今後も児童生徒の安全第一を最優先する」としている。
下仁田町も、8日に予定していた町立小中学校の授業再開を延期する。17日まで休校を続け、20日に再開するかどうか再度検討するとしている。
隣接する富岡市で感染者が相次いで確認されたことなどを踏まえて延期を決めた。入学式と始業式は7日に規模を縮小して行う。
太田市は市立小中学校について、7~9日は通常登校とし、10日~5月10日は各学年が曜日をずらして週1回登校する。登校日以外でも児童生徒が希望すれば受け入れる。