7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比26・13ドル安の2万2653・86ドルで取引を終えた。原油安を背景に景気の先行きへの警戒感が強まり、取引終盤にかけて売りが優勢となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は25・98ポイント安の7887・26。
朝方は、米国内の新型コロナウイルスの感染者が集中するニューヨーク州で増加の伸びが鈍化しつつあることへの期待が先行。ダウ平均は上げ幅が900ドルを超え、取引時間中として約3週間ぶりに2万3000ドルを回復する場面もあった。
銘柄別では、航空機のボーイングの下げが目立った。金融のゴールドマン・サックスは買われた。(共同)