10日午前7時15分ごろ、横浜市戸塚区上矢部町の神奈川県道で、ワンボックスカーが橋の欄干に衝突し、下を流れる阿久和川に転落。運転していた同市泉区和泉中央北の会社員、大森精一郎さん(53)が病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
県警戸塚署によると、現場は富士橋と呼ばれる橋の上に信号機が設置された変則十字路で、ワンボックスカーは県道を南東方向に直進中、川に転落したとみられる。同乗者はいなかった。同署が詳しい事故原因を調べている。
県警交通総務課によると、県内で今年に入ってから交通事故により亡くなった人の数は、9日時点で51人に達しており、全国ワースト1を記録している。