中国、事態改善アピールの一方で「感染第2波」リスク警戒

[ad_1]



10日、封鎖が解除された中国・武漢でマスク姿で外出する女性(ロイター)

10日、封鎖が解除された中国・武漢でマスク姿で外出する女性(ロイター)

 【北京=三塚聖平】新型コロナウイルスの震源地である中国は、世界での蔓延(まんえん)を横目に「国内での感染流行のピークは過ぎた」(習近平国家主席)と事態改善をアピールする。最初に感染が広がった湖北省武漢市では封鎖措置を8日に解除。マスクなどの医療物資を感染拡大国へ提供する支援外交も強化している。

 一方で、事態を完全に収束させることの難しさをうかがわせる事態も足元で目立つ。海外からの感染者の「逆流」が各地で報告されて水際対策が強化されているほか、武漢では無症状感染者に対する警戒などから居住区で住民の出入りを厳格に管理する措置が続く。中国国内では「感染の『第2波』のリスクは増している」(中国企業幹部)という懸念がくすぶる。

[ad_2]

Source link