米・タリバンが会談へ 和平合意履行の課題協議

[ad_1]



カタールの首都ドーハでアフガニスタン和平合意に署名する米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表(左)と、反政府武装勢力タリバンのバラダル師=2月29日(共同)

カタールの首都ドーハでアフガニスタン和平合意に署名する米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表(左)と、反政府武装勢力タリバンのバラダル師=2月29日(共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省は13日、アフガニスタン和平を担当するハリルザド特別代表が、アフガンのイスラム原理主義勢力タリバン幹部と13日にカタールの首都ドーハで会談すると発表した。2月末にトランプ政権とタリバンが結んだ和平合意の実現に向けた目下の課題について話し合うとしている。

 2月29日に結ばれた和平合意をめぐっては、アフガン政府がタリバンの捕虜最大5000人を、タリバンが政府治安部隊などの捕虜最大1000人を解放することを取り決めたとされる。解放が終了後にアフガン政府とタリバンとの間で停戦に向けた協議が行われる。

 ただ、合意プロセスに加わっていなかったアフガンのガニ大統領は当初、タリバン捕虜の解放について「同意した覚えはない」と難色を示し、当面は1500人を解放することで応じた経緯がある。

 しかし、タリバンは5000人の一斉解放を主張。現時点ではアフガン政府がタリバン捕虜300人、タリバンが政府側の捕虜を少人数それぞれ解放するにとどまっており、和平合意の履行は早くも難航しつつある。

[ad_2]

Source link