仏大統領、外出禁止「5月11日まで」延長 その後に段階的緩和

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フランスのマクロン大統領(AP)

フランスのマクロン大統領(AP)

 【パリ=三井美奈】新型コロナウイルス感染対策をめぐり、フランスのマクロン大統領は13日のテレビ演説で、外出禁止措置の期限を4月15日から5月11日まで約4週間延長した後、段階的に緩和する方針を示した。症状のある国民が全員、感染検査を受けられるようにするとも述べた。

 マクロン氏は5月11日以降、保育園や小中学校、高校を順次再開する方針を示した。大学再開は夏以降に先送りした。多くの商店や企業の再開をこの日から認める一方、飲食店や映画館、美術館については閉鎖を続けると表明した。欧州域外からの入国も当面、認めない。

 感染検査については「できるだけ多く行うことが封鎖解除には重要」と説明。検査能力を増強し、「5月11日には、症状が出た人をすべて検査できるようにする」とした。

 マクロン氏はまた、政府の感染対応に落ち度があったと認めた。「みなさんと同じように、私も失敗があったと思っている。対応が遅すぎ、無駄な手続きがあった。(マスクなど医療品の)調達・管理が脆弱だった」と述べた。

 フランスの感染者数は、13日の政府発表で約9万8千人。12日より2千人以上増えたが、増加幅は減少傾向にある。感染死者数は1万4千人を超えた。

 外出禁止令は3月17日に施行。3月末に期限が延長されていた。

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