望月義夫元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補欠選挙が14日告示され、無所属新人で元会社役員の山口賢三氏(72)、無所属新人で元都議の田中健氏(42)=立民、国民、共産、社民推薦、自民党新人で元県議の深沢陽一氏(43)=公明推薦、NHKから国民を守る党の新人で元東京都江戸川区議の田中健氏(54)の4人が立候補を届け出た。投開票は26日。
今年初の国政選挙で、緊急経済対策など新型コロナウイルス感染拡大への対応が争点になるとみられる。立憲民主、国民民主、共産、社民の4党は元都議の田中氏を統一候補として擁立し、連合静岡も推薦。深沢氏は望月氏の後継として議席死守を目指しており、与野党対決の構図となった。野党にとっては次期衆院選に向けた共闘の試金石となる。
同姓同名で読み方も同じ候補が2人いるため、静岡県選挙管理委員会は有権者に投票用紙に年齢を書き加えてもらい区別する方針。