トヨタ、タイで休止延長 需要低迷受けブラジルも

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 トヨタ自動車は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて稼働を停止しているタイの工場について、休止期限をこれまでの17日から30日に延長すると明らかにした。ブラジルの工場も、4月20日までとしていた休止を6月下旬まで延ばす。現地での需要が落ち込んでいるためで、さらなる生産調整が必要と判断した。

 タイは、2019年にハイラックスやカムリなど計約57万台を生産した東南アジアで最大規模の拠点。サプライチェーン(部品の調達・供給網)の復旧状況なども踏まえ、休止延長を決めた。

 一方、ブラジルには完成車と部品工場合わせて4工場あり、うち3工場は6月22日から、残る1工場は同24日からの再開を見込んでいる。

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