逃走中はねられ救護した男性は感染者 群馬の男性巡査ら6人自宅待機に

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 逃走中、事故にあい病院に搬送された東南アジア系の男は、新型コロナウイルス感染者だった。群馬県は15日、男性を96人目の感染者と発表、県警伊勢崎署は捜査中、男性を救護した20代の男性巡査ら6人が濃厚接触者の可能性があるとして、自宅待機を要請されたと公表した。

 同署によると、巡査は14日午後3時45分ごろ、玉村町下新田の県道を同僚とパトカーで警ら中、交差点で縁石に乗り上げた車を発見、脇にいた東南アジア系の男2人に事情を聴こうと降車したところ、2人は逃げた。その後、別の交差点で2人を確認、その際、道路を横切って逃走した1人が軽自動車にはねられた。もう1人は逃走した。

 巡査は救護措置をとり救急車にも同乗。病院での診断は右側頭部打撲の軽傷だったため、処置室で男の聴取をしていたところ、CT検査を行った医師から「肺炎の疑いがある」「PCR検査を行った方がいい」などと告げられたという。

 処置室には巡査の連絡を受け応援に駆け付けた40代の警部補ら男性警察官4人もおり、事故車両内を調べた男性警察官1人の計6人が濃厚接触の可能性があるとして、最大14日間の自宅待機を要請された。

 同署管内では入居者や職員ら54人が感染、3人が死亡した有料老人ホーム「藤和の苑」、4人が感染した福祉事業所などを抱え、署員には勤務中のマスクや手洗い励行などを指示、6人もマスクをしていた。同署では「事件や事故は選べないが、まさかこんな形で自宅待機になるとは…」と話し、巡査は「耳を疑った」と話したという。

 同署では6人について、所持品や制服と私服の受け渡しを駐車場で行い、「署内には入れていない。仮に感染していたとしても、署内は安全なので出入りできます」。同署の署員は303人。6人不在の間、応援要請は行わないという。

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