香川のゲーム依存対策条例 パブコメに似た文言多数


 香川県で1日に施行された子供のインターネット・ゲーム依存症対策条例を巡り、条例素案へのパブリックコメント(意見公募)に寄せられた賛成意見の多くが「賛成します」など似た文言で、一部は短時間に連続してメール送信されていたことが15日、県議会への情報公開請求で分かった。

 意見公募では、例えば1月29日の午前7時50分~午前8時56分の約1時間に35件のメールが届き、いずれも「ネット依存症対策条例の制定に賛成します」や「賛成します」と短い文言で、その理由は書かれていなかった。

 賛成意見の多くは県議会が意見公募用に指定したメールアドレスでなく、県議会のホームページ内にある「ご意見箱」に送られていた。議会事務局は「意見公募は適正に行われた。賛成や反対の数を知るものではなく、広く意見を聞く目的は果たした」としている。



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