年内の衛星打ち上げへ 宇宙ベンチャーのシンスペクティブが米社と契約 

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地球を観測するシンスペクティブの衛星(イメージ、同社提供)

地球を観測するシンスペクティブの衛星(イメージ、同社提供)

 宇宙ベンチャーのシンスペクティブ(東京都江東区)は15日、米小型衛星専用ロケット開発のロケットラボ(カリフォルニア州)と衛星の打ち上げ契約を結んだと発表した。早ければ年内にも最初の衛星を、ニュージーランドにあるロケットラボの射場から打ち上げる予定。

 シンスペクティブは平成30年2月に設立。令和4年までに6機の小型衛星を打ち上げ、宇宙上空から地球を観測するほか、地表面の観測データと人口などの既存のデータとを組み合わせて解析し企業に提供する事業を目指している。

 シンスペクティブにはこれまでに、清水建設やベンチャーキャピタル(VC)のジャフコ、エースタート(同港区)などが出資。累計の調達額は約109億円に達する。

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