17日午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反発した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で停滞していた米経済活動の一部再開への期待から、買い注文が入った。前日の終値からの上げ幅は一時600円を超え、取引時間中として約1カ月ぶりの高値を付けた。
午前終値は、492円15銭高の1万9782円35銭。
トランプ米大統領が経済活動の再開に向けた指針を公表し、先行きへの警戒感がやわらいだ。国内では、国民1人当たり10万円の現金を一律給付する政府の方針も、景気の下支えに一定の効果があると市場に好感されたようだ。