【モーストリー・クラシック】6月号 モーツァルトなどを特集





モーストリー・クラシック6月号表紙

 モーツァルトやハイドン、シューマンの交響曲のスタイルは、ベートーベンとは異なっている。月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」6月号は「シンフォニスト(交響曲作曲家)の時代 モーツァルト」と題して、ベートーベン以前以後の作曲家を特集している。

 1756年、ザルツブルクに生まれたモーツァルトはわずか35年の短い生涯だったが、多くの傑作を残した。交響曲第35番「ハフナー」から最後の第41番「ジュピター」までを後期6大交響曲といい(第37番を除く)、第39、40、41番が後期3大交響曲と称される。

 モーツァルトの大先輩で友人でもあったハイドンは1732年生まれ。長くハンガリーの大貴族、エステルハージ家の楽長として活躍した。「驚愕」や「時計」「太鼓連打」などの12曲の交響曲からなる「ロンドン・セット」などが有名である。

 この2人は古典派といわれ、ベートーべンをはさみ、以後の作曲家、シューマンらロマン派が後を継いでいくことになる。



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