スペイン銀行(中央銀行)は20日、新型コロナウイルスの大流行により、2020年の国内総生産(GDP)成長率が条件次第で、マイナス12・4%に達するとの予測を発表した。ただ今後の感染の状況などに左右され、予測はかなり不確実だとしている。
スペインは3月14日から厳しい外出制限を適用し、政府は5月9日まで延長する考えを示している。スペイン銀行は、外出制限がこの8週間で解除された場合は、マイナス6・8~9・5%と予測。さらに延長され、12週間継続した場合は同12・4%としている。
また失業率は18・3~21・7%に悪化するとの予測を示した。(共同)