米CNN「正恩氏が手術後重体」 韓国政府は否定

[ad_1]

 【ワシントン=黒瀬悦成、ソウル=桜井紀雄】米CNNテレビは20日、米情報当局者の話として、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が手術を受けた後、重体に陥っているとの情報があると報じた。別の情報当局者はCNNに対し、金氏に健康不安があるとの情報の確度は高いとしつつ、状態がどの程度悪いかを評価するのは困難だと述べた。

 韓国大統領府の姜●(=王へんに民)碩(カン・ミンソク)報道官は21日、CNNの報道について「確認できる内容はなく、現在まで北朝鮮内部に特異な動向も捉えられていない」とコメントした。大統領府高官は韓国メディアに、金氏が「現在、側近らと地方に滞在していると把握している」と説明し、「正常に活動しているようだ」と重体説を否定。ロイター通信は、金氏が「重篤な状態ではない」との中国共産党対外連絡部関係者の見方を伝えた。

 韓国の北朝鮮専門ニュースサイト「デイリーNK」は20日、金氏が内陸部、妙香山(ミョヒャンサン)の専用病院で心血管系の手術を受け、近くの別荘で療養中だが、経過は良好だと報じていた。韓国大統領府高官は、金氏の滞在地は妙香山ではないと否定。東部の元山(ウォンサン)地域にとどまっているとの報道もある。

 金氏は11日以降、動静が確認されておらず、15日の金日成(イルソン)主席の生誕記念日にも姿を見せなかったため、健康不安説が出ていた。

 金氏は2014年9月から約40日間、動静が途絶えたが、韓国情報当局によると、左足首の腫瘍を除く手術を受けていたという。

[ad_2]

Source link