災害時でも電力維持、NTTと東京電力HDが千葉市で共同実証

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 NTTと東京電力ホールディングス(HD)などは23日、千葉市内の小中学校などに太陽光発電や蓄電池を順次導入し、災害時の避難所の電力を維持できる共同実証を始めると発表した。同市内のNTTビル内などにも設置し、電力が不足した場合に、自営線による配電、蓄電池の充電や電気自動車(EV)を使ってカバーする。令和4年度までに公民館も含め182カ所に設置していく。

 日中に太陽光発電を行い、その余った電力などを蓄電池に貯めて、夜間の電源とする仕組み。災害時以外でも利用され、省エネに役立てる。平時の電力の約3割をまかなうという。

 発電所や送電線の一部が破壊されても停電を起こさずに消費者に電気を届けるのが狙い。千葉県では、昨年9月に上陸した台風15号で、強風による鉄塔や電柱の倒壊により大規模停電が発生した。

 実証に参加するのは、NTTアノードエナジー、NTTと東京電力HDが共同出資するTNクロスの計4社。今後、ほかの地域にも取り組みを広げていく。

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