防衛省は23日、秋田市などが候補地となっている地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、外部の専門業者に委託した東北地方での再調査の期限を4月30日から5月31日に再延長すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大が影響したと説明している。
防衛省によると、緊急事態宣言の発令により在宅勤務に移行したため、作業が遅れていると業者から連絡があった。同省は当初、再調査期限を3月20日としていたが、候補地の地形を調べる航空測量が天候不良で予定通り進まず、4月30日まで延長していた。