ラジオの深夜番組「パック・イン・ミュージック」のDJなどを務め、歯切れのいい軽妙な話術で親しまれたアナウンサーの小島一慶(こじま・いっけい、本名・かずよし)さんが23日、肺がんのため東京都内の病院で死去した。75歳。長崎市出身。葬儀・告別式は28日に親族のみで行う。喪主は妻、園子(そのこ)さん。
昭和43年、TBSに入社。「パック・イン・ミュージック」でDJを務めるなど、数々の冠番組も持ち若者らの支持を集めた。テレビでは「歌のアルバム」や「ぴったしカン・カン」などの人気番組の司会を担当。平成2年にフリーとなり、バラエティー番組「どうぶつ奇想天外!」(TBS系)のナレーションなどで活躍した。