遺族「風化させない」 関越道ツアーバス事故8年

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関越道高速バス事故の発生時刻に、現場近くで手を合わせる遺族の山瀬俊貴さん=29日午前、群馬県藤岡市(代表撮影)

関越道高速バス事故の発生時刻に、現場近くで手を合わせる遺族の山瀬俊貴さん=29日午前、群馬県藤岡市(代表撮影)

 群馬県藤岡市の関越自動車道で平成24年に7人が死亡、38人が重軽傷を負った高速ツアーバス事故から8年となった29日、現場近くで遺族が犠牲者を悼んだ。例年、富山県や石川県などからも多くの遺族らが集まるが、新型コロナウイルス感染防止のため、前橋市の男性1人だけが参列し「風化させない」と誓った。

 空が白み始めた事故発生時刻の午前4時40分、母の直美さん=当時(44)=を亡くした山瀬俊貴さん(27)は現場の斜面下に設けられた祭壇に花を手向け、黙祷した。事故後、交通事故を減らしたいという思いから群馬県警に就職し、現在は交通機動隊に所属。「他の遺族の分も手を合わせた。事故を風化させないよう、毎年この場所に来たい」と現場の高速道路を見上げた。

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