ソフトバンクG最終赤字9000億円に拡大 投資損膨らむ

By | May 1, 2020





ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

 ソフトバンクグループ(SBG)は30日、令和2年3月期の連結最終損益が9千億円(前期は1兆4111億円の黒字)の赤字となる見通しを発表した。13日に7500億円の赤字になると発表していたが、シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーなど投資先の損失が前回より膨らむ見通しとなり、赤字幅がさらに拡大する。

 今回の業績予想の下方修正は、運用額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」以外の投資で生じる営業外損失が、前回の約8千億円から1兆円超に拡大する見込みとなったことによるものだ。

 ウィーに起因する損失の拡大などが主な要因だ。SBGはコーポレートガバナンス(企業統治)問題などで資金繰りが悪化したウィーに対し、融資などの金融支援策を講じて経営再建を後押ししているが、ウィーに関連する負債の価値を見直した結果、損失が膨らむことになったという。

 SBGの2年3月期の売上高は6兆1500億円、営業損益は1兆3500億円の赤字の見通しと、前回発表から据え置いた。新型コロナウイルスの感染拡大による市場環境の悪化を受け、ファンドの投資先の企業価値見直しを余儀なくされ、一気に損失が拡大している。SVF関連で、1兆8千億円に上る巨額の投資損失を計上する見込みだ。



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