被災水産業、異分野に活路 衣服素材やペットサプリ

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 復興庁は、東日本大震災で販路を失った水産加工業者による食品以外の分野への挑戦を後押しする。「ホヤの殻から衣服の新素材」「サメの身の使われない部位から、ペット用サプリメント」といった事業を補助金で支援する。

 復興庁は被災地の水産業再生を目指し、商品開発や販路開拓、人材育成に向けて複数の業者が連携する先進的な取り組みを支援。令和2年度は1億1000万円を確保し、補助対象として九つのプロジェクトを採択した。このうち3件は「異分野への進出」がテーマ。担当者は「人口減で国内の食品需要は先細り傾向だ」と説明する。

 宮城県気仙沼市でジーンズなどを製造するオイカワデニムは、水産加工業者らと連携。ホヤの殻から衣料品の耐久性を高める素材「ナノセルロース」を生み出す技術を開発した。

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