中華料理店主刺殺、殺人容疑で従業員の男を逮捕 警視庁


 東京都江戸川区中葛西の路上で4月、近くで中華料理店を営む中国籍の張達泉さん(47)=同区上篠崎=が刃物で胸などを刺されて殺害された事件で、警視庁組織犯罪対策2課は3日、殺人容疑で、中国籍の同店従業員、林雪楠容疑者(36)=同=を逮捕した。「店内で(張さんに)殴られ、頭が真っ白になってやってしまった」などと容疑を認めている。同課は詳しい動機などを調べる。

 逮捕容疑は4月12日午前1時40分ごろ、現場の路上で張さんの胸や腹など20数カ所を包丁で刺すなどし、殺害したとしている。

 「けんかで男性が刺された」とする通行人の110番通報で事件が発覚。林容疑者は店内で血を流した状態で見つかり、病院に入院していた。同課は張さんを襲った後に店に戻り、自殺を図ったとみて、回復を待って事情を聴いていた。

 店は張さんと林容疑者の2人で切り盛りしていたが、新型コロナウイルスの影響で客入りが少なくなり、4月から林容疑者の勤務が週5日から週3日に減っていたという。



Source link