米Jクルー破綻 コロナ影響、大手チェーン初

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2日、ニューヨークのロックフェラー・センターにあるJクルーの店舗(AP)

2日、ニューヨークのロックフェラー・センターにあるJクルーの店舗(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米国のカジュアル衣料品大手Jクルー・グループは4日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を米裁判所に申請したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が小売り業界に大きな打撃を及ぼしており、米メディアによると、全米展開する小売りチェーンが経営破綻するのは初めて。

 Jクルーはオバマ前大統領のミシェル夫人の愛用ブランドとして知られた。百貨店などに店舗を展開し、インターネット通信販売との競争激化で経営が悪化。新型コロナ感染防止策の外出制限で客足が途絶え、破綻を余儀なくされた。

 新型コロナの影響で、米大手百貨店が連邦破産法申請を検討していると報じられており、米小売業界で破綻が相次ぐ恐れが指摘されている。

 ロイター通信によると、Jクルーは同社の債権を保有する投資ファンドから4億ドル(約430億円)を資金調達し、業務を継続しながら経営再建を進める。

 Jクルーは2014年、日本の衣料品チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングへの売却交渉が失敗に終わったと米メディアに報じられた。

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