政権方針反対で更迭と告発 米機関幹部、新型コロナで

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 米厚生省傘下機関で新型コロナウイルスのワクチン開発支援に当たる部門の前トップが5日、政権が治療薬として勧める抗マラリア薬の使用に反対したために更迭されたとして、政府の不正調査窓口に告発した。米主要メディアが伝えた。

 告発したのは生物医学先端研究開発局のブライト前局長。米メディアによると、ブライト氏は、トランプ大統領が治療薬として有望視する抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンについて、有効性や安全性を疑問視したため4月、報復として左遷されたと主張している。

 1月に新型コロナの危険性について警鐘を鳴らし、治療薬やワクチンの開発加速やマスクなどの備蓄の必要性を訴えたが、上層部は脅威を過小評価していたとも指摘しているという。

 ブライト氏は14日に下院委員会小委の公聴会で証言する予定。

 厚生省は5日の声明で訴えの詳細には触れず、異動先となった国立衛生研究所(NIH)の新型コロナ検査関連ポストも重要な職務だと主張した。(共同)

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