世界の主要な映画祭が参加するオンラインの映画祭「Ｗｅ Ａｒｅ Ｏｎｅ：Ａ Ｇｌｏｂａｌ Ｆｉｌｍ Ｆｅｓｔｉｖａｌ」が３０日（日本時間）から動画投稿サイト、ＹｏｕＴｕｂｅで催されることになり、東京映画祭も参加することが決まった。
「Ｗｅ Ａｒｅ Ｏｎｅ」は、米トライベッカ映画祭を運営する映画製作会社トライベッカ・エンタープライズとＹｏｕＴｕｂｅが共同で開催する。両社の発表によるとベルリン、カンヌ、ベネチアの三大国際映画祭をはじめトロント国際映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭など世界から２０の主要映画祭が参加する。
各映画祭が組んだプログラムに基づく映画をＹｏｕＴｕｂｅで無料で見ることができるとみられ、内容は長編、短編、ドキュメンタリーなど多岐にわたるが、詳細は後日公表するとしている。
また、視聴は無料だが、ＹｏｕＴｕｂｅの募金機能などを活用し、世界保健機関（ＷＨＯ）などに寄付をするとしている。
ＹｏｕＴｕｂｅは「世界中の人が家にいながら一緒にイベントを体験できるのはユニークで刺激的なことだ」とするコメントを発表。東京国際映画祭も、「暗闇に一条の光をともすとても重要で有意義なものだ」としている。
６月８日まで１０日間開催の予定。
