地上イージス配備、新屋演習場は断念 秋田県内で模索へ

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米ハワイ州カウアイ島にある地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の米軍実験施設=2019年1月(共同)

米ハワイ州カウアイ島にある地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の米軍実験施設=2019年1月(共同)

 政府は地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」について、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備を断念する方針を決めた。住宅地に近いことが理由で、秋田県内の他の国有地を新たな配備候補地とする意向だ。

 政府は昨年5月、新屋演習場を候補地の一つに選んだが、住宅地に近い上、選定過程の調査データにミスが発覚して地元が強く反発。昨年秋に秋田、青森、山形3県の国有地20カ所を対象に「ゼロベース」(菅義偉官房長官)で再調査を始めた。菅氏は住宅地との距離を考慮して選び直すよう防衛省に指示していた。

 5月末の再調査終了を踏まえ候補地を絞り込む。敵ミサイルを探知するレーダーの精度を確保するため、周辺に電波を遮る障害物がないことが条件になる。政府は日本全域をカバーするため東日本で秋田県、西日本で山口県に1基ずつ配備する計画を立てている。

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