「日本大使館前の集会は憎悪煽る」韓国元慰安婦が慰安婦支援団体などを強く批判

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2019年8月、ソウル市内で行われた新たな慰安婦像の除幕式であいさつする李容洙さん(名村隆寛撮影)

2019年8月、ソウル市内で行われた新たな慰安婦像の除幕式であいさつする李容洙さん(名村隆寛撮影)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の元慰安婦の女性が、ソウルの日本大使館前で毎週開かれている日本政府への抗議集会と、集会を主催する慰安婦支援団体、「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)を強く批判し、波紋を広げている。

 正義連を批判したのは李容洙(イ・ヨンス)さん(91)。韓国メディアによると、李さんは7日、南東部の大邱(テグ)で記者会見し、日本大使館前での集会について「学生たちが尊いお金と時間を使っているのに、集会は憎悪を教えている」「学生たちに良い影響を与えず、集会はなくすべきだ」と語った。さらに、「集会への参加学生からの募金はどこに使われるか分からない」と批判し、今後、集会に参加しない意思も示した。

 また、李さんは、正義連の前理事長で4月の総選挙で初当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏(55)が「李さんから支持されている」と韓国メディアに語ったことを「全部でたらめだ」と否定。「尹氏が国会議員になってはならない」「募金・基金は慰安婦被害者のために使うべきだが、そのように使ったことがない」などと非難した。

 李さんは米国でも慰安婦問題をめぐり日本批判を繰り返したことや、2017年11月にトランプ米大統領が訪韓した際に、韓国大統領府での晩餐(ばんさん)会でトランプ氏に抱きついたことなどで知られる。

 李さんは15年にも韓国誌とのインタビューで、正義連の前身である挺対協について「当事者(元慰安婦)の意見も聞かず、日本との協議を拒否している」「抗議を毎週やれば性格も態度も悪くなる。挺対協の人たちは闘争家の側にいるようだ」と批判したことがある。また、当時語った「挺対協は本人に確認もせず、事実と異なる証言集を出した」との批判を今回も繰り返し強調した。

 李さんから批判された尹氏はネットで「李さんの記憶が(以前とは)変わった」などと主張している。慰安婦問題で反日活動を続けてきた尹氏に対し、保守派を中心に「元慰安婦を利用してきた」との批判は根強い。元慰安婦からの直々の批判により、尹氏の疑惑はくすぶり続けそうだ。

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