ひとり親家庭の子供に1万円 大阪・岬町がコロナ対策


 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府岬町は、児童扶養手当を受給しているひとり親家庭の子供1人につき1万円を支給するなどの独自支援策を策定した。府と折半で負担する休業要請支援金などを含む計17億1840万円の事業費を盛り込んだ補正予算を、専決処分した。

 対象となるひとり親家庭の子供は190人。独自支援策ではこのほか、町立の小中学校と私立幼稚園の給食費を無償化する。小中学校は年度末までで、幼稚園は来年度以降も継続。家庭用水道料金は7月検針分から1年間、基本料金を半額にする。

 また、対策費用に充当するため、田代堯町長ら特別職の給与(手当など除く)の5%を6~8月、現在の支給額から削減。すでに元の給与水準から15%減らしているため、町長で元の月額77万円から約62万円となるなど、計20%のカットとなる。



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