国勢調査、対面回避で 回答は原則郵送かネット

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 総務省が10月実施予定の国勢調査で、新型コロナウイルスの感染対策として調査員が居住者と対面して調査票を配る形式をやめることが9日、分かった。関係書類は郵便受けに入れ、回答は原則として郵送かインターネットで受け付ける。訪問時の対人接触を避けることで感染の不安を極力減らし、全国で約70万人と見込む調査員の確保につなげる狙い。5月中にも自治体向け手引としてまとめる。

 今回の調査では、居住者との対面を避けるため、趣旨説明はインターホンやドア越しに実施。調査票やネット回答に必要なIDとパスワードが記載された書類は郵便受けに入れる。前回調査ではネット回答の割合が36・9%だったが、今回は50%超を目指してPRを強化する。

 身体に障害があるなどの理由で対面での配布・回収を希望する人には対応する。調査員は各戸訪問に当たり、検温やせきエチケットを徹底する。

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