シャープ、一転減収減益へ コロナで稼働率低下

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 シャープは8日、令和2年3月期連結業績予想を下方修正し、売上高を従来の2兆4500億円から2兆2700億円に、最終利益を800億円から200億円にそれぞれ引き下げると発表した。従来は増収増益を見込んでいたが、一転して減収減益の予想となった。新型コロナウイルスの影響で、液晶パネルなどを納入する工場の稼働率が低下したことが響いた。

 新型コロナの感染拡大に伴い外出自粛の動きが広がったほか、中国やマレーシアの工場が一時稼働を停止したことで、テレビなど自社製品の生産や販売が停滞したことも重荷となった。本業のもうけを示す営業利益の予想も、従来の1千億円から520億円に引き下げた。

 シャープは19日に2年3月期連結決算を発表する。新型コロナの事業への影響が合理的に判断できる状況にないことを理由に、5月下旬に予定していた次期中期経営計画は公表を延期する。

 シャープは2月にも、米中貿易摩擦や消費税増税の影響でテレビなどの販売が落ち込んでいるとして、2年3月期の連結売上高予想を引き下げていた。

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